「セサミストリートに素敵な音楽の先生・ジェニー(レイさん)が引越してきた.ストリートの仲間達は大喜びだが,ジェニー先生の大切な楽器を運んで来るはずのトラックが来なくて困ってしまう.でも楽器が無くても誰でも音楽はできるとジェニー先生は言う.フライパンを叩く音も,空き瓶を吹き鳴らす音も,足を踏み鳴らすリズムも,みんなの声も,全て素敵な楽器になる.そこでストリートの仲間達はジェニー先生に内緒で色々考えて各自各様の“楽器”を持ち寄り,ジェニー先生に音楽演奏とダンスのプレゼント.ジェニー先生大感激,みんなで歌い踊ってハッピーエンド.」といった感じのお話.
この公演は,なんとフラッシュを使わないという条件でステージの写真撮影が可能です(録音・ビデオ録画は禁止).そこで手持ちのデジカメで撮影してみましたが,予想通りなかなか上手くは撮れません.とりあえずステージの雰囲気だけでも感じ取れますでしょうか.
ただ一人着ぐるみでない“人間役”がレイさんなので,レイさん判別は容易です.また,着ぐるみの“中身”は本場アメリカの人達ですので,レイさんはただ一人の日本人出演者なのです.着ぐるみ達は日本語の吹き替え台詞・歌に合わせて動くのですが,そのシンクロは完璧で見事なものでした.それにしても,ビッグバードって本当にでかいですな.
でかいと言えば,会場の大きさです.東京国際フォーラム・ホールAは5000人収容.2階席はもともと販売していないので実質は1階のみ・3000席強なのですが,サンシャイン劇場を見慣れた目にはもう広くて広くて(笑).この公演ではステージから客席に呼びかけてリアクションをもらうシーンが多いのですが,この広さゆえか客席からの反応が散漫になりがちな感があり,ちょっと気の毒でした.
ストーリーはレイさん演じる音楽の先生・ジェニーを軸に進行してゆきます.そのためレイさんが歌うシーンも豊富で,レイさんの歌声を堪能することができます.(前出の通りストーリーは至ってシンプルなので,当然ながらレイさんの歌声とお姿が鑑賞のポイントになります)
余談:ギター演奏はフリだけ(?)のように見えたのですが,実際のところどうなのでしょう?
レイさん,最初はパンツスタイルでしたが,途中からスカートに衣裳変え.ツインテールの髪形も可愛らしく,そのせいかかなり若く(^_^;)見えます.
今回,4列目というかなり前の席が取れ,オペラグラス無しで間近にレイさんを堪能することができました.
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