斉藤レイさん / TV. 3


探偵Xからの挑戦状! season 3 [NHK総合]
第2回 「ビスケット」
2011/04/28


レイさんがNHKの「探偵Xからの挑戦状!」という番組に出演していました.当方がTVでレイさんの姿を見るのは久しぶりです.

初めて見る番組ですが,謎解きミステリードラマとでも言うべきでしょうか.番組は事件が起こる「問題編」と犯人が明かされ事件が解決する「解答編」の2部構成になっています.しかも「問題編」は事前に携帯小説の形で公開されていて,視聴者から真犯人予想を募り,番組で視聴者の予想例や正解率を発表するといった面白い趣向になっていました.

ドラマは「某大学で,有名ミステリー作家でもある米国人客員教授と日本人女性ミステリー作家によるトークショーが企画されていた.そのトークショー当日,当該客員教授が大学構内で殺害されてしまう.女性ミステリー作家と彼女の師匠である名探偵が,客員教授の残したダイイングメッセージを手がかりに殺人犯に迫る」といった感じのお話でした.

主要登場人物は,登場順に

1. 女性ミステリー作家
2. トークショーを企画した教授M
3. トークショーの司会を務める予定だった教授S
4. 教授Sの妻
5. 殺害された米国人客員教授
6. 事件を解明した名探偵

の6人で,着物姿もお美しいレイさんは「教授Sの妻」の役でした.「問題編」を見たところ,客員教授殺害犯は教授M,教授S,教授Sの妻の3人のうちの誰かだと見てよいと思われます.当方の印象としては教授Sがいちばん怪しいと思うのですが,その根拠を明確には示せません.

さて,上掲画像はトークショーに参加するため大学を訪れた女性ミステリー作家を教授Mと教授Sが応接している場面です.お茶を出すために教授Mが助手を呼んだところ,教授Sの妻・レイさんがお茶を持って登場.

突然の妻の出現に驚く教授S.レイ奥様はお茶と一緒に女性ミステリー作家の著書を携えており,作家本人にサインを求めていました.有名作家のサインが欲しくて密かにその機会をうかがっていたのでしょうか.

本にサインをしてもらって喜ぶレイ奥様.突然の来訪の目的がこれだけならお茶目でミーハーな奥様といったところなのですが……

実は殺害された米国人客員教授とレイ奥様は共通の趣味である香道を通じて不義の仲となっており,教授Sもそのことには気付いていました.

この客員教授というのがふざけた野郎でして,不義密通がバレても悪びれることもなく,言うに事欠いて「あんな年増女を本気で好きになるわけはない.ただの遊びだ」などと抜かしやがったのです.で,逆上した教授Sが客員教授をバットで殴り殺したというのが事の顛末でした.

いやはや,「年増女」とは何事ぞ.世の中,言っていいことと悪いことがあるであろうに(笑).殺されたのは天罰としか言いようがないのである.(^_^;

ところで,今回のダイイングメッセージ解読と事件解明には,米国人客員教授とレイ奥様が接触するきっかけとなった香道の知識,そしてその中で引用される源氏物語の知識が必要でした.視聴者の犯人予想6,619通のうちの4割が正解でしたが,ネット検索の力を借りたのでしょうかね.

一方,レイ奥様が犯人だという予想が2割ほどありましたが,これは「引っかけられた」あるいは「早とちりした」と言うべきでしょうか.そう予想した理由はなんとなくわかります.


ついでと言っては何ですが,探偵X (竹中直人氏) とともに番組進行役を務めていた長澤まさみ嬢です.ちょっとアホっぽい(笑)派遣OL・江戸川蘭子(笑)を好演していました.やっぱり可愛いなぁ.


[HOME]