仲村瑠璃亜ちゃん / Misc. 3


イタズラなKiss〜恋の味方の学園伝説〜
シアターサンモール
2008/12/06


瑠璃亜ちゃん出演の舞台「イタズラなKiss〜恋の味方の学園伝説〜」のパンフレット表紙,およびキャスト紹介ページの瑠璃亜ちゃんです.ナマで彼女の姿を見たのはセラミュ出演時以来です.久しぶりですなぁ.

この舞台は故・多田かおる著のラブコメ「イタズラなKiss」を舞台化したものです.当方は全く知りませんでしたが,原作漫画は「イタキス」の略称で通るかなりの人気作品だそうです.

主人公は落ちこぼれ女子高生の琴子.琴子は学校一の優等生・直樹に想いを寄せ,告白するのですがフラれてしまいます.そんなある日,地震で琴子の自宅が崩壊し(凄い設定だなぁ),しばらくの間,父親の知人宅に居候することになります.ところが,その知人宅が優等生・直樹の家だったからさあ大変.琴子は直樹への一途な恋を諦めず,学園祭のダンスイベントに恋の成就を賭ける……という正統派(?)学園ラブコメです.

主人公の琴子を演じたのは“あさみん”こと安倍麻美嬢.元モーニング娘。の“なっち”こと安倍なつみ嬢の妹さんです.瑠璃亜ちゃんは琴子の親友役で出演していました.また,セラミュ・4代目ムーンの黒木マリナちゃんも同じく琴子の親友として登場.主人公の親友ということで,瑠璃亜ちゃん・マリナちゃんともに出番が多く,また瑠璃亜ちゃんとマリナちゃんの絡みも多く,当方としては大いに楽しめました.瑠璃亜ちゃん・マリナちゃん・あさみんの仲良しトリオが歌い踊るシーンはなかなか感慨深く,このシーンを見ただけでも観劇した甲斐があったというものです.

瑠璃亜ちゃんはセラミュ当時の可愛らしさを保ちつつ,すっかり綺麗になっていて眼福でした.ダンスもキレがあって格好良かったです……って,ダンスに関してはド素人の小生が言っても説得力ゼロですが.(^_^;


瑠璃亜ちゃんとともにこの舞台に出演していた,セラミュ・4代目ムーンの黒木マリナちゃん.ナマで彼女の姿を見たのもやはりセラミュのラストステージ以来で本当に久しぶりです.個人的には上掲右画像のマリナちゃんがお気に入りです.パンフレットに掲載されている稽古中のショットですが,写真の色調も相まって1970年代女性フォーク歌手といった感じでイイですな.

それはさておき,とにかく驚いたのは彼女の声がかなり低くなっていたことです.セラミュ出演当時の彼女の声はかなり甲高い,作った感じのするアニメ声で,正直なところもっと普通にしゃべればいいのにとさえ思っていたのですが,この舞台ではまるで別人のようでびっくりしました.力強く通る声で良かったのですが,これが本来の声なのかな? それとも声変わりしたのかしらん? (^_^;

余談ながら,セラミュファンならば言及しておきたい見所として,劇中である女の子が「月に代わっておしおきよ!」とセラムンの決め台詞を言うシーンがあります.その台詞に対してマリナちゃんは何か言いたげな感じでしたが,自分を抑えて黙っていました(笑).仄聞するところによれば,千秋楽のこのシーンではマリナちゃんが決め台詞のお手本を言ってみせたらしいです.千秋楽に観劇したかったなぁ.


ついでと言っては何ですが,この舞台のヒロインを演じた“あさみん”こと安倍麻美嬢です.いやー,なかなか可愛らしくて良かったですよ.


マリナちゃんの声と同じくらいに(笑)驚いたのは,この子が出演していたことです.小林さりちゃんという女の子ですが,以前は桐嵯梨(きり さり)という名前のU-15アイドルとして結構人気がありました.相変わらずカワイイですねぇ.この舞台では,円周率を暗唱するのが得意な一風変わった女の子を演じていました.



山村美紗十三回忌特別企画
狩矢警部シリーズ5 「京舞妓殺人事件」 [TBS系]
2009/01/26


2時間サスペンスドラマに瑠璃亜ちゃんが出演していることに偶然気付き,慌てて途中から録画しました.京都を舞台とした舞妓殺人事件のドラマに瑠璃亜ちゃんも舞妓役で登場です.

何だか不穏な雰囲気の瑠璃亜ちゃん.このドラマの瑠璃亜ちゃんはこれまでの彼女とはちょっと違う感じがしますな.

おお,白塗り舞妓の瑠璃亜ちゃんです.「襟替え」の宴席での舞いに備えて支度をしているところですが,やはり何か裏がありそうな感じです.

さて,「大原女」という舞いの途中で手拭を咥える所作に差し掛かったそのとき,瑠璃亜ちゃんに異変が!! そしてここからが本日のクライマックス.

突然,手拭を咥えた瑠璃亜ちゃんの表情が苦悶に歪みはじめ,引きつったように悶えながら崩れ落ちてしまうのです.表情の変化に注目.

倒れてもがき苦しんだ瑠璃亜ちゃんは目を見開いたまま絶命.その後の捜査の結果,瑠璃亜ちゃんの手拭に青酸系の毒物が染み込ませてあったことが判明したのでした.瑠璃亜ちゃんは何者かに殺されたのです.

いやぁ,まさか殺されてしまう役だとは思いませんでした.しかし,思い起こせばかつてのセラミュ・サターンの武田恵子嬢,セラミュ・ジュピターの利根川朱里嬢など,2時間サスペンスドラマに殺される役として出演したセラミュキャストの前例はありましたね.

殺害されてしまったので瑠璃亜ちゃんの出番もこれで終わりかと思っていたら,その後も刑事の推理シーンや関係者の回想シーンで瑠璃亜ちゃんが登場する機会が多少はありました.

実は,瑠璃亜ちゃんが殺される前に別の芸妓が殺される事件があったのですが,その芸妓を殺してしまったのが瑠璃亜ちゃんの先輩の芸妓・有森也実さんだったのでした.その殺害現場を偶然目撃した瑠璃亜ちゃんは,なんと有森さんを脅して大金を要求するという行動に出たのです.

「うち,(殺害現場を)見てしもうた」 「写真,撮っといたらよかった(笑)」 「大丈夫,うち,警察なんか行かへんし」 「お金でええよ.とりあえず3千万」 「(払えんのやったら) どっかの週刊誌か何かに売り込もうかなぁ」

……とまぁ,瑠璃亜ちゃんはこんな具合にネチネチと大金を要求し,執拗に有森也実さんを脅し続けたのです.進退窮まった有森さんはついに瑠璃亜ちゃんを毒殺する決意を固め,実行に移したというわけです.

ということで,少なくとも当方の知る限り前例の無い,暗黒瑠璃亜ちゃんが強烈な一篇でした.可愛い妹のような感じだった瑠璃亜ちゃんも,こういった役を演じられるようになったんですね.これもまた成長の証.


ついでと言っては何ですが,実写版・古幡元基の黄川田将也君です.事件を追う新米刑事役で出演していました.上掲画像は,捜査上の大失敗をやらかして落ち込み,屋台でヤケ酒をあおっているシーンです.この直後,下記に紹介する前田亜季ちゃんに一目惚れして酔いが醒めます.(笑)


もうひとつついでに,主演の刑事・船越英一郎帝王の娘の役で出演していた前田亜季ちゃんです.亜季ちゃんといえば,映画「水に棲む花」で実写版 Mars の北川景子嬢と共演していたことが思い出されます.


さらについでと言っては何ですが,舞妓役で出演していた大塚ちひろ嬢です.大塚ちひろ嬢といえば,ドラマ「山田太郎ものがたり」でセラミュ・2代目スターヒーラーの多部未華子ちゃんのクラスメイトを好演していましたね.


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